はてな
- アンダーテールってよく聞くけど、どんなゲームなんだろう?
- RPGで今まで珍しいゲームをプレイしてみたい!
とお悩みの方に向けて、
今回はRPGとしては名作中の名作「アンダーテール」を
紹介します。
高評価や低評価ポイントなどを詳しく解説していきますので、
ぜひご覧ください。
アンダーテールってどんなゲーム?
”UnderTail”(アンダーテール)とは、
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーでお馴染み
RPGジャンルのゲームです。
しかし、パーティーは主人公一人だけ。
仲間を増やすことはできませんが、
それを差し引いても非常に魅力的なゲームとなっています。
ここからはそんなアンダーテールの
高評価ポイントと低評価ポイントを
それぞれ紹介していきます。
アンダーテール 高評価ポイント
まずはアンダーテールの高評価ポイントを3つ紹介します。
詳しく見ていきましょう!
ドット絵からは想像できない奥深いストーリー
主人公が住む世界は過去に人間とモンスターとの間
で戦争が起き、地上には戦争に勝利した人間が、
地下には敗北したモンスターがいる世界。
主人公はとある山の穴に落ちてしまい、
モンスターばかりが住む地下世界へ足を踏み入れてしまいます。
自身の住んでいた街へ帰るため、地上へ帰る道を探す主人公。
その道中で出会う個性的なモンスター達と戦ったり、
助けたり、助けられたり。
様々な交流を行う中で色々な体験をすることになります。
アンダーテールのテーマは一言で言えば、”ケツイ(決意)”。
ゲーム中、幾度となく”ケツイ”という単語が出てきます。
また、作中に出てくるモンスター達はみんな個性豊か。
優しいモンスターもいれば、好戦的なモンスター、ひどく後ろ向きなモンスターまで
十人十色の個性を持ったモンスター達が待ち受けています。
しかしながら、どのモンスター達も”ケツイ”を持って行動しています。
ネタバレをしてしまうとこのゲームの魅力が下がってしまうので
多くは語れませんが、戦闘するモンスター達を倒すか、
戦わずにやり過ごすかでストーリーが変化していきます。
また、発生する戦闘はすべて相手を倒さずに
やり過ごす方法があるのも特徴。
2005年にリリースしてから現在まで、
絶大な人気を誇る今作は”ドラクエ”や”FF”に並ぶ
傑作RPGであると断言できるでしょう。
是非、前知識を仕入れずにプレイしていただきたい一作です。
また操作に高度な技術は要求されないので、
個人的にはTVモード、携帯モードでも遊べる
ニンテンドーswitchで遊ぶのが一番相性が良いゲームだと感じました。
素晴らしいBGMの数々
アンダーテールを語る上で、BGMは外せません。
フィールド曲や戦闘曲もさることながら、キャラ専用の曲も良曲揃い。
基本は昔懐かしい8bitの曲なのですが、ボス戦になると
8bit+アレンジが加わる曲に変わったりします。
この曲の変化がアクセントになって、とても良い演出になっています。
実はこのゲーム、任天堂からリリースされている
「mother」シリーズに多大な影響を受けており、
一部のBGMも「mother」っぽいものが合ったりします。
※注意※
下記動画はネタバレを含むので、5分程度の視聴に留めておくのをオススメします。
ありそうでなかったRPG+弾幕避け
アンダーテールはRPGと謳われていますが、
戦闘パートになるとRPG要素と
弾幕避け要素が組み合わさったゲームです。
RPGと言えば、皆さんご存じドラゴンクエストや
ファイナルファンタジーが該当しますが、
そのRPG要素と弾幕避けというジャンルが
組み合わさっているのがこのアンダーテールです。
弾幕避けゲームと言えば、東方シリーズや怒首領蜂(どどんぱち)
が有名どころではないでしょうか。
アンダーテールはこの東方シリーズより
弾幕避けの難易度は低いのでご安心を。
アンダーテールはゲーム自体はRPGとして進行し、戦闘になると
前述したとおり、PRGの戦闘(自身の行動パート)+弾幕避け(敵の行動パート)
といった具合になります。
前述しましたが、アンダーテールの戦闘は相手を攻撃せず
話し合いで戦闘を終わらせることも可能です。
(もちろん攻撃して倒すことも可能)
ドラクエやFFの戦闘とは異なり、相手のモンスターがどう思っているかが
アンダーテールでは重要となってきます。
上記のフロギーは戦いたくないようなので、みのがすを選ぶことで、
戦闘を終わらせることが出来ます。
相手の気持ちに合う”こうどう”をとりながら戦闘を進めていくことが
アンダーテールの戦闘においてポイントとなってくるのです。
この通常のRPGとは違った戦闘を楽しめるのも、アンダーテールの魅力の一つです。
また、RPGでは当たり前の概念である「LV」(レベル)や「EXP」(経験値)も
このアンダーテールにおいてはまた違った解釈なのですが、
こちらは是非プレイして確かめてみてください。
アンダーテール 低評価ポイント
ここからは、アンダーテールの低評価ポイントを
紹介していきます。
と言っても、アンダーテールの低評価ポイントはただ一つ。
アンダーテール 低評価ポイント
どういうことなのかは大体分かると思いますが、
詳しく見ていきましょう。
ストーリーをすべて楽しむには周回が必要
アンダーテールはマルチエンディングを採用しており、
ゲーム中にとった行動でエンディングが変わります。
このエンディングが変わる条件ですが、
選択肢だけでなく序盤からの行動の結果により変化するので、
全エンドをみるには何週もプレイする必要があります。
道中の演出も変化するので違いを楽しむことも出来ますが、
何回も同じものを見るのが苦痛な人にはあまり向いていないかも。
まとめ
今回ご紹介したアンダーテールは、少し難しい話をしますと
人間とモンスターとの間で過去に戦争が起き、
人間とモンスターが対立しているという背景があります。
現実世界でも、過去に様々な戦争や紛争が起き、
国同士で対立しているという構造は珍しくありません。
このゲームは現代日本では体験することのできない
過去に戦争が起き、対立している国に一人置いて行かれたような体験ができます。
知らないモンスターとのコミュニケーション、命のやり取りも体験できます。
…大袈裟なことを書きましたが、要約すると種族間の問題という点においても
このゲームは様々なことを考えさせてくれる、良いゲームです。
もちろん、そんな難しいことを考えなくてもこのゲームは魅力たっぷりなので、
思う存分楽しむことが出来ると断言します。
気になった方は、是非プレイしてみてください。