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【評価・レビュー】一度は遊んでほしい、ミステリーアドベンチャーの金字塔!【逆転裁判123 成歩堂セレクション】

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  • 逆転裁判123の評価が気になる!
  • 大逆転裁判1&2とどっちがいいのか知りたい!

 

とお悩みの方に向けて、

今回は逆転裁判123のレビューを紹介します。

 

高評価や低評価はもちろん、大逆転裁判との比較も

載せていますので、ぜひご覧ください。

 

逆転裁判とは?

逆転裁判とは、

2001年にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された

法廷バトル&ミステリーアドベンチャーゲーム。

 

”法廷バトル”という点からも分かる通り、

弁護士として証人のムジュンを暴くことが目的のゲームです。

 

制作会社はバイオハザードやモンハンで有名なカプコン

 

逆転裁判シリーズはそれらに比べると知名度が少し低いですが、

それでも根強い人気を誇るタイトルです。

ここだけの話

アニメ化や実写映画化もされているが、

ゲームの完成度が高すぎるがゆえに評価はイマイチ。

 

そういう点では、バイオハザードと似たような

境遇にある作品です。

笑いあり、涙ありの新米弁護士ストーリーが楽しめる!

新米弁護士である成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)となり、

依頼人である被告を無実の罪から解放するべく奮闘する姿が描かれます。

 

殺人事件ばかりなのでシリアスになりがちかと思いきや、

コメディが入っていたりと雰囲気自体は明るめ。

 

しかし、シリアスとコメディを上手く使い分けており

不快感を感じないよう考えられたシナリオはあっぱれの一言。

 

またシリアスに振り切ったシナリオやコメディ満載のシナリオもあるので、

退屈せず楽しめるのも本作の魅力です。

 

感動できるシナリオもあるので、ちょっとしたドラマとしても楽しめます。

 

探偵パートで証拠を集め、裁判パートで証人を追い詰めろ!

逆転裁判のキモである裁判パート。

 

証人の発言からムジュンを見つけ出し、証拠品をつきつけるのが

この作品のキホンです。

 

ただ並べられた証拠品からムジュンを見つけ出すだけでなく、

事件を追いながら証拠品を集める探偵パートも本作の醍醐味。

 

探偵パート→法廷パートという手順でゲームが進むのですが、

裁判が終わらないと法廷パート後にまた探偵パートが発生することもあります。

 

裁判だけでなく、探偵を行い事件の裏側に迫ることができる

奥深さは逆転裁判ならではです。

 

大逆転裁判1&2との違いは?

同じ逆転裁判シリーズの最新作である大逆転裁判との違いは2点。

 

  • ストーリーモード(謎解きを自動で解いてくれるモード)がない
  • オカルト要素(死んだ被害者の霊を呼び出すなど)がある

 

大きな違いはストーリーモードの有無でしょう。

 

逆転裁判はミステリーでもあるので、謎解きも豊富。

カンタンなものもあれば、難しいものもあります。

 

ストーリーモードがあれば分からないところだけ

自動で解いてもらい、他は自力で解くという方法も取れますが、

今作では調べることしかできません。

 

こういった点から、逆転裁判を初めて遊ぶ方には

大逆転裁判がおすすめです。

 

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しかしながら、シナリオ自体はとても面白いので、

逆転裁判123も是非プレイしてみて欲しいですね。

 

逆転裁判の高評価ポイント

ここからは、

逆転裁判の高評価ポイント3つを紹介します。

 

 

一つずつみていきましょう。

 

テンポよく話が進み、感動できるシナリオも豊富

『法廷バトル』とは言いつつも、

ジャンルで言えばノベルゲームにあたる本作。

 

ノベルゲームはシナリオの完成度が面白さを左右されますが、

本作のシナリオはテンポが良く、面白いものばかり。

 

謎解きに時間が掛かる場面はあれど、

それ以外はサクサク進みます。

 

それでいてボリュームもしっかりあるので、

かなり満足できる作品だと思います。

 

ゴローも小学生時代から繰り返し遊んでいますが、

オトナになってからも定期的にプレイしたくなるほど。

スカッとできるシナリオが多いのも良いですね。

 

コメディとシリアスの塩梅がちょうどよいので、娯楽作品としても楽しめる

シナリオの完成度の他にも、シリアスとコメディの塩梅が良いのも

シナリオ評価が高い要因の一つになっています。

 

シリアスな場面で唐突にコメディをぶっこむと雰囲気がぶち壊れてしまいますが、

そういったことがないように配慮されており、素晴らしいの一言。

 

前述したとおりシリアスに振り切ったシナリオや、

コメディ多めのシナリオなどバラエティ豊かな点も良いですね。

 

特にコメディにおいては漫才のように面白い掛け合いも多数あり、

漫才好きの方には特にプレイしてみて欲しい作品です。

 

さらに、ひとつだけではありますがマルチエンドのシナリオもあります。

そのシナリオがかなり凝ったものになっているので、

こちらも是非遊んで体感してみて欲しいですね。

 

ノベルゲームではあるが、いい意味でノベルゲームらしくない

どちらかというとノベルゲームだと言いましたが、

法廷バトルがこれをいい意味でノベルゲームらしくないものにしてくれます。

 

法廷では相手の発言と証拠品を照らし合わせてムジュンを探す、

いわゆる間違い探しがメインとなります。

 

また、ムジュンを指摘すると

相手がしっかりリアクションしてくれます。

 

リアクションのおかげでカタルシスも得やすく、

シナリオを進めるモチベーションにも繋がっています。

 

さらにシナリオもテンポよく進んでいき、

先が気になるものばかり。

 

僕自身、気が付いたらめちゃくちゃ進んでいた、

なんてことがよくありました。

 

ムジュン探しが良い意味でノベルゲームらしさを

打ち消してくれるので、ノベルゲームが苦手な人でも

サクサクプレイできるのが本作の魅力だと感じました。

 

シナリオクリア後はお気に入りのシナリオだけを遊ぶことも可能!

逆転裁判では、シナリオごとに○○章という形で

区切られており、クリア済みの章であれば

繰り返し遊ぶことも可能です。

 

また、章の中でも探偵パートや法廷パートで細分化されており、

遊びたいパートだけをサクッと遊ぶことも可能です。

 

また、理解を深めるために分からない所だけもう一度プレイする、

なんて楽しみ方もできますよ。

逆転裁判の低評価ポイント

ここからは、

逆転裁判123の低評価ポイント2点を紹介します。

 

 

シナリオやゲーム性などトータルで素晴らしい作品ですが、

低評価というよりは気になる点、といった方が良いかもしれません。

 

それでは一つずつ見ていきましょう。

 

オカルト要素でゴリ押している点がある

本作にはオカルト要素がガッツリ絡んできており、

フィクション感が強い作品でもあります。

 

オカルト要素により白けてしまう、ということはないのですが、

リアリティーのある裁判ゲームがしたいと感じている方には

違和感の強いものに映ってしまうのが欠点。

 

オカルト要素を排除した逆転裁判が遊びたいなら、

大逆転裁判1&2がおすすめです。

 

一部難しいところがある

一部のシナリオの難易度が高く、

初見ではギブアップしてしまう恐れがあります。

 

証言と証拠品をしっかり確認すれば分かる、と言いたいのですが

それでも全く分からない可能性も。

 

どうしても分からない場合は、ネット検索で答えを探すのもアリだと思います。

 

総評:ノベルゲーとしても、ミステリーとしても一見の価値アリ!

シナリオはオカルト要素があるものの、

破綻しない程度に収まっていますし、なにより

ムジュン探しとテンポよいシナリオが心地よい作品です。

 

発売してから20年が過ぎても色褪せない魅力が詰まった作品です。

もしよければ是非遊んでみてください。

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