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- ゲーミングPCを初めて買う前に、選び方を知っておきたい!
- おすすめのゲーミングPCが知りたい!
とお悩みの方に向けて、
今回はゲーミングPCの選び方を紹介。
一見難しそうですが、慣れてしまえば
ゲーミングPC選びはとてもカンタン。
この記事が参考になれば幸いです。
ゲーミングPCと通常のPCの違い
まずはじめに、ゲーミングPCと通常のPCの違いを
おさらいしておきましょう。
ゲーミングPCと通常のPCの大きな違いは
グラフィックボードの有無です。
このグラフィックボード、何者かというと
名前の通りゲームのグラフィック描写をするパーツなんです。
昨今のゲームは3Dを用いたゲームや高画質なゲームが非常に多く、
CPUだけでは処理が間に合いません。
そこで、活躍するのがグラフィックボードというわけ。
それじゃあ、グラフィックボードがないとゲームは遊べないの?
実を言うと、グラフィックボードは必ずしも必要なわけではないんです。
通常のPCでもゲームを遊ぶことは可能なんですが、
システム処理とグラフィックの処理をひとつのCPUで動かすため
動作が非常に重くなり、まともに遊べなくなってしまう、というわけ。
ですので、PCでゲームをするにはゲーミングPCが最適なんです。
グラフィックボード以外にも、ゲームを快適に動かす
様々な仕組みがあるので、これからそれを学んでいきましょう!
ゲーミングPCの選び方
ここからは、ゲーミングPCを選ぶ際に押さえておきたい
4つのポイントを紹介していきますよ。
4つのポイントは以下の通り。
PC選びの4つのポイント
PCの心臓部「CPU」
PCの全体的なパフォーマンスを決める、
と言ってもいいパーツがこのCPU。
CPUは(Central Processing Unit)の略称。
高性能なグラフィックボードを搭載していても、
CPUのパフォーマンスが低いと、グラフィックボードの性能を
引き出せないこともあります。
CPUを選ぶ際は大体インテル社かAMD社の2社から
選ぶことになると思います。
インテルは「Core i」シリーズ、AMDは「Ryzen」シリーズが有名で
インテルであればCore i5やCore i7、
AMDであればRyzen5やRyzen7というように
数字が大きくなればなるほど高性能であることを示します。
高性能なゲーミングPCにするなら「Core i7」、「Ryzen7」
ハイスペックを求める方にはインテルならCore i7、
AMDの場合はRyzen 7以上のCPUを搭載した
ゲーミングPCを選びましょう。
どちらも高性能なCPUになので、ほとんどのゲームタイトルが
快適にプレイできます。
※ただし、高性能にするにはCPU以外のパーツも
高性能にする必要があります。
更に高パフォーマンスなゲーミングPCが欲しいなら、
Core i9やRyzen 9搭載モデルがおすすめ。
FPSなどのシューティングゲームで大会に出る方や
とにかくハイスペックなPCが欲しい方に適しています。
コストパフォーマンスを重視するなら「Core i5」、「Ryzen5」
コスパに優れたモデルを選びたいなら、
インテルのCore i5やAMDのRyzen 5を選びましょう。
どちらもミドルレンジ(中級)にあたる製品で、
スタンダードモデルとしてもポピュラー。
Core i7やRyzen7よりもパフォーマンスは劣るものの、
様々なアプリケーションを快適に動かせるほどの性能を有しています。
初めてゲーミングPCを購入する方におすすめ。
ポイント
Core i5やRyzen5で快適なゲームプレイを行いたいなら、
可能な限りメモリ容量の大きなモデルを選ぶのがポイント。
メモリ容量が大きいほどスムーズに処理を行えるため、
ミドルレンジのCPUでも快適なプレイを楽しむことが可能です。
ゲーミングPC第二の心臓、グラフィックボード(GPU)
ゲーミングPCにおいてCPUと並ぶ重要なパーツが
グラフィックボード(GPU)。
GPUは(Graphics Processing Unit)の略称です。
昨今のゲームは美麗なグラフィックをよく採用しているので、
そのグラフィックを遅延なく描画するために必要不可欠なパーツです。
まさにゲーミングPC第二の心臓と言えるでしょう。
グラフィックボードはNVIDIA社の「GeForce GTX」シリーズ、
もしくは「GeForce RTX」シリーズがおすすめです。
美麗なグラフィックを楽しみたいなら、
高性能なグラフィックボードを選びましょう。
高性能なグラフィックボードが欲しいなら「GeForce RTX」シリーズ
より高性能なグラフィックボードを選ぶなら
「GeForce RTX」シリーズがおすすめです。
具体的には、NVIDIAの「GeForce RTX 3060」以上を選びましょう。
CPU同様、数字が大きいほど高性能であることを示しています。
また「GeForce RTX」シリーズは「GeForce GTX」と比べ
「リアルタイムレイトレーシング」に対応しているのが特徴です。
「レイトレーシング」とは、水たまりで反射する風景や人物を描写したり、
ガラスで光が屈折するさまなど、細かな情景を表現することです。
これをリアルタイムで描写することを可能にしたのが
「リアルタイムレイトレーシング」。
「GeForce RTX」シリーズはこれを標準装備しており、
高い没入感を演出。
よりゲームの世界へ入り込むことが出来ますよ。
また複数のモニターを同時に使用したい方、
4Kでゲームをプレイする方にもおすすめ。
コストパフォーマンスを重視するなら「GeForce GTX」シリーズ
コストパフォーマンスを重視するなら
「GTX 1600」シリーズがおすすめです。
グラフィックボードの中ではミドルレンジにあたる製品で、
ゲーミングPCのエントリーモデルなどにも多く採用されています。
性能と値段のバランスが良いので、初心者向けのシリーズですね。
120Hzや144Hzなどの高リフレッシュレート対応のモニターや
フルHD対応のモニターに繋いでも快適に遊べます。
初めてゲーミングPCを購入する方はぜひチェックしてみてください。
実はかなり重要なパーツ、メモリ
メモリはCPUが仕事をする際に必要な
作業スペースの役割を持つパーツです。
メモリ容量が大きいほど作業がスムーズにこなせるので、
処理速度も容量が大きいほど高速になります。
処理能力を大きく左右するので、
CPUと同じくらい重要な部品のひとつでもあります。
ゲームを快適に動かしたいなら、
大容量のメモリを搭載したモデルを選びましょう。
16GB以上のメモリを搭載していると安心です。
また、CPUがそこまで高性能ではないモデルでも
メモリの容量を多くしてあげることで快適にゲームを楽しめますよ。
更に高性能なPCを選ぶならストレージもこだわろう!
ゲームをはじめ様々なソフトウェアやデータを保存するのに必要なストレージ。
このストレージには「SSD」と「HDD」の2種類があります。
SSDはデータへのアクセス速度に優れる一方、HDDより高価です。
一方のHDDはSSDに比べアクセス速度は遅いですが、低価格で入手が可能。
素早いアクセス速度でロード時間を短縮させたいならSSDを選びましょう。
逆にコストパフォーマンスを求めるなら
SSD+HDDを組み合わせたストレージがおすすめですよ。
意外と重要、ゲーミングPCのサイズ
欲しいCPUもグラフィックボードも決まったら、
次は机に合うサイズもおおよそで良いので決めておきましょう。
いざ購入した時、設置場所に入らなかった!
なんてことがあると目も当てられません。
無駄な出費を抑えるためにも、あらかじめサイズを測っておいて、
サイズを決めておくと安心して購入できますよ。
おすすめゲーミングPCメーカー
ここからは、おすすめのゲーミングPCメーカーを紹介します。
おすすめメーカー 一覧
マウスコンピューター「G-Tune」
マウスコンピューターは東京に本社を持つ日本のパソコンメーカー。
BTO(Build To Order)パソコンを中心に、
用途に合わせた様々なPCを販売しています。
製品の開発、生産を長野県にある工場で行っており、
小ロット生産にも対応できるのが特徴。
また、大手CPUメーカーであるインテル社から
「インテル パートナー・アライアンス・プログラム チタンパートナー」に、
マイクロソフト社からは「マイクロソフト Gold コンピテンシー パートナー」に
認定された数少ないパソコンメーカーでもあります。
そんなマウスコンピューターのゲーミングブランドである
「G-Tune(ジーチューン)」は気軽にゲームを楽しみたい
カジュアル向けパソコンはもちろん、ハイスペックを追求する
プロゲーマー向けパソコンまで幅広いスペックのモデルを取り扱っています。
もちろん自分だけのパソコンを作ることも可能ですよ。
ドスパラ「GALLERIA」
ドスパラは東京に本社を構える「サードウェーブ」が運営する総合パソコンショップ。
1992年に秋葉原で路地裏店舗として操業を開始し、今や全国29店舗の超有名店に。
自社のネット通販サイト「ドスパラ通販」を通じて、ゲーミングPCやクリエイター向けPC、
BTOパソコンなどの販売を行っているメーカーです。
「GALLERIA(ガレリア)」はドスパラ独自のゲーマー向けパソコンブランド。
CPUやグラフィックボード、メモリなど、豊富なパーツを自身で選び
自分だけのゲーミングPCを作ることが出来ます。
レノボ「Lenovo」
レノボは1984年に設立された中国のメーカー。
パソコンをはじめスマホ・タブレット・周辺機器などを販売しています。
2004年にIBMのPC部門を買収することでパソコン事業を強化。
現在ではコスパのよいパソコンを販売する、世界的にも人気のPCブランドに成長しています。
デスクトップ・ノートとも豊富なラインナップを取り揃える要注目のブランドです。
おすすめゲーミングPC
ここからは、おすすめゲーミングPCを紹介します。
以下の2つのカテゴリーから最適な製品をピックアップ。
おすすめゲーミングPC カテゴリー
もしコスパ重視よりもさらに安い値段で
ゲーミングPCを購入したいなら、中古ゲーミングPCもオススメです。
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高パフォーマンスゲーミングPC 4選
ここでは高パフォーマンスのゲーミングPC4つを
紹介していきます。
【G-Tune】 HN-Z-3070Ti
CPUに「インテル® Core™ i7-11700K プロセッサー」を、
グラフィックボードに「GeForce RTX™ 3070 Ti」を
搭載した高性能ゲーミングPC。
Apex LegendsなどのFPSゲームでも平均120~144fpsを
軽々と出せるほどの性能を有しています。
またメモリも32GB(16GB×2のデュアルチャネル)と
余裕のある容量を積んでいるので処理速度も十分。
更にストレージはSSD(512GB)とHDD(2TB)を搭載。
処理を高速化させたいゲームはSSDに保存し、
処理速度を気にしないゲームやゲーム以外のデータを
HDDに保存するのがおすすめです。
強化ガラスサイドパネルやLEDファンに換装も可能。
ゲーミングPCらしくドレスアップもできるので
是非カスタマイズ画面で確認してみて下さい。
【パソコン工房】 レベルインフィニティ ILeDXs-R7X6-LR59X-VBSXB
パソコン工房製のゲーミングPCです。
CPUに「Ryzen 9」を、グラフィックボードに「RTX 3080」を搭載。
メモリも32GBと大容量。ゲームタイトルによりますが、200fpsを超える
ヌルヌルゲームプレイを楽しむことが出来ます。
マグネット式の天板フィルターを装備しており、
簡単にフィルターだけ取り外し可能なので
ホコリや付着したゴミを掃除するのも手間がかかりません。
メンテナンスが簡単な製品が欲しい方におすすめ。
【ドスパラ】 ガレリア UA9C-R39
ドスパラ製のハイスペックゲーミングPCです。
最新のグラフィックボードである「RTX 3090」を搭載。
高フレームレートでの滑らかなゲームプレイはもちろん、
4K画質の超美麗なゲーム映像も楽しむことも可能。
メモリも32GBと大容量。処理能力もかなり高いゲーミングPCです。
配信しながらのゲームプレイもなんのその。
コストよりも性能を重視する方におすすめです。
またストレージもSSDが1TB、HDDが2TBと十分すぎる大容量を搭載。
増設をしなくともよいので、カスタマイズを行う頻度を押さえることができます。
【レノボ】 Legion T750i
レノボ製のハイスペックゲーミングPCです。
CPUの中で最上位モデルに当たるCore i9プロセッサを採用。
グラフィックボードも最上位モデルの「GeForce RTX 3090」を採用しています。
メモリ容量も32GBと大容量。あらゆるパーツの最上位モデルを集めた
まさにハイエンドゲーミングPCです。
また冷却システムも水冷式や大型ファンを搭載しているので
長期間のゲームプレイでもパフォーマンスを落としません。
ストレージは512GBのSSDと2TBのHDDを搭載。
SSDにゲームを保存しすぎないよう意識すれば欠点のないマシンと言えるでしょう。
コスパ重視!ゲーミングPC
ここからは、コストとパフォーマンスのバランスが良い
おすすめゲーミングPCを紹介していきます。
【G-Tune】 HM-B (プレミアムモデル)
マウスコンピューター製のミドルレンジゲーミングPCです。
CPUは第11世代の「Core i7」を、
グラフィックボードは「RTX 3060」を搭載。
メモリ容量も32GBと大容量なので、
快適にゲームをプレイすることが可能です。
画質を押さえることで、競技シーンでも十分通用する性能を引き出せるので
コストパフォーマンスに優れる製品です。
冷却システムも水冷式を採用。さらにマザーボード内の空気を効率よく
循環させる設計になっているので、長時間のプレイもバッチリ対応。
底部にはホコリなどの侵入を防げる「マグネット式ダストフィルター」が標準装備。
簡単に取り外せて水洗いも可能なのでメンテナンス性も高い製品です。
高いコストパフォーマンスを誇る製品ですので、
ゲーミングPCを始めて購入する方にもおすすめです。
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【ドスパラ】 ガレリア RM5C-G60S
ドスパラ製のミドルレンジゲーミングPC。
ミドルレンジ定番CPUである「Core i5」第12世代と、
同じく定番グラフィックボードである「GTX 1660 SUPER」を搭載。
メモリも16GBを搭載していますので、画質設定を少し落とす必要がありますが
大抵のゲームを100~144fpsでプレイ可能です。
また冷却システムには静音性・冷却性に優れた140mmサイズの大型CPUファンを採用。
マザーボードもCPUファンに合わせてカスタマイズされており、最適化された
空冷システムで長時間の快適なゲームプレイをサポート。
ストレージは500GBのSSDのみとなっています。
複数のゲームタイトルを保存したり、プレイ映像を大量に保存したい場合は
カスタマイズ画面からSSDの容量を増やすか、HDDを追加することで対応可能です。
【パソコン工房】 レベルインフィニティ LEVEL-M066-124-RBX-CP
ドスパラ製のゲーミングブランド、
「レベルインフィニティ」のミドルレンジゲーミングPCです。
CPUは「Core i5」第12世代を、GPUは「RTX 3060」を採用。
メモリも16GBを採用しているので、
大抵のゲームをサクサクプレイすることが可能です。
DVDプレイヤーも標準搭載。普段使いにもおすすめ。
筐体も小さく、スタイリッシュな黒と赤の2色で装飾されているので
様々な場所にフィットしやすいのも特徴です。
【G-Tune】 PM-A-1050Ti
マウスコンピューター製のゲーミングPCです。
CPUに「Ryzen5」を、グラフィックボードに「GeForce GTX 1050Ti」を搭載。
メモリが8GBと性能面に関しては控えめ。
ストレージは256GBのSSDを搭載。
さらにWiFiやBluetoothも標準装備していながら10万円ほどで購入できるので、
手軽にゲーミングPCを購入したい方におすすめです。
最後に
今回はおすすめのゲーミングPCの選び方や、
おすすめゲーミングPC8選を紹介していきました。
これからゲーミングPCを購入する時の参考になれば幸いです。
また当ブログでは他にもゲーミング周辺機器を紹介しています。
是非こちらもご覧ください。
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