みなさんこんにちは。
ゴローです。
今回は、タイトルにもあるように会社員という職業について、お話ししたいと思います。
会社員って何?
そもそも、会社員ってなんでしょうか。
会社員(一般企業勤務)とは、民間企業で働く職員を指します。
民間により所有される企業に所属して、営業活動や事務作業などといった担当業務をこなし、企業の運営に貢献しています。
皆さんも上記のままのことを思い浮かばれたのではないでしょうか。
つまり、会社員を一言で表すと、
「会社に労働力を提供し、給料を得ている人」
だと僕は考えています。
会社員って楽になれるものなの?
会社員には、条件をこだわらなければ誰にでもなれるチャンスがあります。
その条件とは、主に下記にあげるものが当てはまります。
- 給料の良し悪し
- 就業時間の長さ
- 福利厚生の充実さ
これらを良くしようとするならば、
- 良い条件の会社を探す
- 自分自身を磨く
の2つが考えられます。
以前は学歴も重視されていましたが、今はどちらかというと
資格が重視される傾向が強いように思います。
会社員って楽に稼げないの?
結論から申し上げますと、楽に稼げる人はごくごくわずかだと思います。
転職サイトのdudaでは、平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報)が公開されていて、
2020年12月7日現在のデータが公開されています。
年収分布のデータを見ると、すべての年代で割合が最も高かったのは「300万円~400万円未満」で、次いで、20代は「300万円未満」が、30代、40代、50代以上は「400万円~500万円未満」の割合が高くなっています。「1,000万円以上」の割合は、20代では0.2%でしたが、50代以上では13.4%となりました。
つまり、どれほど頑張っても20代では300万円程度、30代~50代では400万円~500万円程度の
年収に落ち着くことが多いようです。
20代でも年収500万円の方は確かにいらっしゃいますし、それ以上の方もいらっしゃいます。
しかしながら、その方たちと同じ年収を得ようと思うと、並大抵の努力では無理です。
また、努力だけでなく、参加した企画がバズるなどの運も必要です。
もう少し踏み込んで年収のデータを見てみましょう。
先ほど紹介した転職サイトのdudaでは、職種別、業種別の平均年収データも
先ほどのデータと同じ記事に記載されており、職種では上位半分以上が専門職や
技術職となっています。
職種別の平均年収(20代)
- 専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人) 497万円
- 企画/管理系 395万円
- 技術系(電気/電子/機械) 381万円
- 営業系 378万円
- 技術系(IT/通信) 372万円
つまり、年収を上げようと思うと専門知識が必要になってくることがわかります。
ここで言う専門知識とは、分かりやすいところで言えば「電気工事士」だったり、
「税理士」などですね。
専門知識を身につければ、楽に稼げるの?
専門知識を身につけ、資格も取った。これで楽に稼げるでしょうか?
いえ、そうは思いません。
会社に勤めている以上、労働力を提供している以上、その労働力をどう使うかは会社が決めます。
「そんなこと言うけど、割がいい仕事もあるじゃん」
確かに、割が良い仕事もあるにはあります。ニッチ産業というものですね。
そのニッチ産業系の会社に勤めていたとしても、やはりあなたをどう使うかは会社が決めるのです。
結論として、会社があなたをどう使うか決める以上、楽に稼ぐことは無理でしょう。
会社員にメリットってないの?
メリットはあります。
福利厚生(社宅や住宅補助など)や、保険の格安加入などが当てはまります。
こちらについては、下記の記事で、詳しく解説しています。
最後に(会社員として働かれている、働かれていた方々に感謝を)
今まで書いた通り、会社員という職業は楽ではありません。
しかしながら、私たちの生活を支えているのは会社員として働く大多数の方々なのです。
もちろん、この職業が自身の転職だ!と感じて会社員をされている方も大勢いらっしゃると思います。
昔コーヒーブランドのジョージアのCMでこんなフレーズがありました。
「世界は誰かの仕事でできている。」
まさにそうです。
諸先輩方やまさにこの瞬間、必死に頑張って仕事をされている方々がいらっしゃるからこそ、
今があります。
また、頑張って会社員をしていたけれども、諸事情により辞めてしまった方々にも
僕たちの世界を守ってくれてありがとうと、伝えたいです。
それでは、また会いましょう。
ゴローでした。