いよいよカプコンから発売された新規IPタイトル、「エグゾプライマル」。
オープンベータから追っていた筆者も、
発売日にデラックスエディション(Steam版)を購入し、今もガッツリ楽しんでいます。
現在はストーリーをクリアし、スーツの育成とサバイバルパスのレベル上げに奮闘中。
気にはなってるけど、どんなもんなのかを知りたいなぁ
という人のために、今回はネタバレなしでエグゾプライマルを紹介していきますよ。
是非参考にしてみてくださいね。
エグゾプライマルとは?
エグゾプライマルとは、5人でチームを組んでもう一方のチームと
ミッションをこなす速さを競ったり、戦ったりするゲーム。
もう少し詳しく説明するとこうです。
地球の歴史上最凶の存在である恐竜に、最強のパワードスーツである「エグゾスーツ」で対抗するゲームで、
最強のエグゾスーツを開発しようと企む人工知能”リヴァイアサン”が開催するサバイバルゲーム
「ディノサバイバル」に挑みます。
ミッションは恐竜と戦うPvEやプレイヤーが操作するエグゾスーツと戦うPvP、
別のチームと手を組んで強力な恐竜と戦う協力プレイなんかもありますよ。
エグゾプライマルの特徴
カプコン自社ゲームエンジンのRE ENGINEが使われている
エグゾプライマルは、モンハンやバイオ、ストリートファイターでお馴染み
カプコンが開発したゲームタイトル。
バイオ7から使用されているゲームエンジン「RE ENGINE」を
本作エグゾプライマルでも使用しており、高画質なのにヌルヌル動きます。
ゲーム画面もムービー中かと思うほどキレイ!
特にゲーミングPCでプレイしていて感じられるのは、このエンジンの軽さですね。
画質が良いのに非常に軽快に動いてくれるので、APEXやヴァロラントなどが
動くゲーミングPCなら本作も動いてくれますよ。
モンハンワールドの制作スタッフが関わっている
本作は人気狩りゲー”モンハン”に革命を起こしたタイトルである「モンハンワールド」を
開発したスタッフが参加しており、モンハンプロデューサーである辻本氏も関わっています。
そのため、本作のアクションは非常に軽快かつ爽快。
動かしているだけでも楽しさを感じられる作りになっており、アクション部分は
特にこだわっているなとプレイするだけで伝わってきますね。
恐竜との戦いもモンハン同様、ダウンやスタンなどの状態異常を
恐竜に対して与えることができます。
モンハンで培ったPvE要素を余すことなく本作にも注いでいるので、
PvEの楽しさはむしろモンハン以上かもしれません。
オンライン限定でありながら、ストーリーもある
本作はAPEXやオーバーウォッチと同じオンラインゲームなのですが、
メインモードである”ディノサバイバル”をプレイすることでストーリームービーを見ることができます。
また分析マップといったストーリーをより深く理解できる要素もあります。
ただし、ムービーだけ追っていると何がどうなっているのか分かりません。
次のムービーが全然関係ない場面で始まることが当たり前。
分析マップをチェックすることでムービーとムービーの間のストーリーを理解できますが、
分析マップはほぼノベルゲーム。ただしすべて見るには時間が結構かかります。
(筆者は体感ですが、分析マップをすべて見るのに3時間は少なくとも掛かってました)
この仕様は少し残念ですが、ストーリー自体はかなり面白いので
購入した人は是非追ってみてくださいね。
エグゾプライマルの良いトコロ
ここからは筆者がプレイ中に感じた、エグゾプライマルの良いトコロを3つ紹介します。
エグゾプライマルの良いトコロ
APEX同様、サクッと遊べて中毒性があり、一人でも楽しみやすい
本作の1マッチにかかる時間はだいたい10分~20分程度。
また基本的にPvEかつエイムも必要ない場面が多いので疲れにくく、サクサク遊べます。
さらにオーバーウォッチやAPEXが好きな人間であれば、
長時間プレイしてしまうような中毒性も十分に完備。
時間を忘れてプレイしてしまうこと請け合いです。
また、1試合が軽い&ゲーム難易度が低いこともあり、ソロプレイでも十分楽しめます。
もちろんパーティを組んで楽しむのもオススメ。
ただしパーティを組むなら、同じプラットフォームにしましょう。
違うプラットフォームだとパーティが組めません。
クロスプレイが採用されており、プレイヤーの少なさを感じにくい
このゲーム最大の弱点はフルプライスだと言えるでしょう。
遊べる内容の割に高い(8,000円)ので、始めるのは敷居が高く、人口も少なめ。
しかし、本作はクロスプレイを採用しているので
PCやプレイステーション、Xboxの人たちともマッチングします。
そのためマッチングはそこまで時間が掛からないですし、
もし欠員があったとしても、BOTが入ってくれるのでプレイに支障は出ません。
むしろBOTの方が優秀だったりする場合もあるので、BOTも中々侮れませんね。
またSteam版でチーターにはまだ遭遇していません。
ここもフルプライスのおかげかも。
キャラ調整が素晴らしい
エグゾプライマルは基本的にPvEですが、
部分的に対人戦(PvP)になる場面も存在します。
そこで気になるのがキャラクターの調整。
こういった新規IPの作品は序盤だと調整が偏っていることが多いですが、
本作は非常に良いバランスとなっていて、理不尽さを感じません。
どちらかというと、チームワークの差で理不尽を感じますね。
これは今後、PvPがメインのモードが出た際も
問題なく遊べそうなので、これからも非常に楽しみですね!
エグゾプライマルのイマイチなトコロ
ここからはエグゾプライマルのプレイ中に感じた、
エグゾプライマルのイマイチなトコロを3つ紹介します。
エグゾプライマルのイマイチなトコロ
クロスプレイ対応にもかかわらず、他プラットフォームの友達とパーティが組めない
このゲームの致命的な欠点がこの「他プラットフォームとパーティが組めない」点。
クロスプレイを対応&PvPvEをウリにするなら、最初から組み込んで欲しい部分でしたね。
一応今後のアップデートでこの問題は解消するらしいですが、「時間が掛かる」とのこと。
なぜすぐできないのかは開発者のみぞ知ることなので、私たちユーザーは
ただ実装する時を待つしかありませんが、なるはやで対応して欲しいですね。
めちゃくちゃポテンシャルがあるゲームなのに、
この問題のせいで伸び悩むことも考えられますから。
プレイ人口が激減する前に早く実装して欲しいです。ホントに。
UIが見にくく、対人ミッションも何をするのか初見では分かりづらい
こちらは細かいことですが、UIが全体的に小さく、見にくいです。
よく見てみるとミッションにかな~り有意義な情報が載っているのに、
小さい&見にくいので、見逃している人も多いはず。
(ミニマップは恐竜や恐竜の湧き位置、相手が操作する恐竜の場所がすぐ分かるので
プレイしている人は是非見てみてください)
また、次のミッションエリアに誘導するならウォッチャーもしくは
目標地点をもっと強調して欲しいですね。
接戦の際に道を間違えると負ける試合もあるので、出来れば直して欲しいです。
スーツごとのチュートリアルがないので、どんなことができるのかが分からない
ここはモンハンスタッフが多い故か、モンハンの悪い部分がコチラでも出ています。
それは「チュートリアルが全くない」こと。
スーツ毎のチュートリアルがなく、デッドアイやロードブロックといった
基本的なスーツのごく一部の機能しか紹介してくれません。
しかも、スキル説明に記載がない機能もあります。
ヒーラーである「ニンバス」というスーツを例に挙げましょう。
ニンバスはホログラムを前方に射出するスキルがありますが、
これをダウンしてしまった味方に向けて出すと、ホログラムが味方を蘇生してくれます。
これ、ニンバス使いであれば覚えておくべき超重要スキルですが、
スキル説明に記載がありません。なんでやねん!!!
↓こちらの動画ではホロ蘇生スキルが紹介されていますね…ドウシテ…
これは憶測ですが、モンハンと同様に隠しスキルや隠しコマンドとして
ゲームを盛り上げる要素にしているのかも。
しかし、今やグーグル先生に聞けば何でもわかる時代。
しかもエグゾプライマルは対人要素があり、PvEも若干の大縄跳び要素があるゲームです。
ですので、「こんなスキルがあったんだ!」という発見よりも、
「なんでこのスキルを知らないんだよ!」といった無駄なギクシャクの方が発生しやすいです。
調べないと分からない要素をぶち込んで、無駄な問題を発生させるよりも、
ゲーム内でしっかり説明して純粋にPvEやPvPを楽しんでもらう方が
開発者とプレイヤー、両方幸せになるのではないでしょうか。
まとめ
今回はエグゾプライマルの製品版について、ネタバレなしで
レビューしてみました。
筆者は1回目のオープンベータからお世話になっている作品で、
製品版も現在進行形でメッチャ楽しんでいます。
悪いトコロもありますが、出来が良くポテンシャルもめっちゃあるゲームなので、
ぜひもっと多くの人にプレイしてもらいたいですね。
ストリートファイター6やモンハンコラボも予定されているので、
気になる方はセールなどを狙ってプレイしてみてください!